バッカス(Bacchus)は、
長野県で生産されており、基本的な工作器具と治具、テンプレートを使用して、ほとんどの加工がクラフトマンの手によって製作されています。
ネックのグリップの微妙な感触や塗装の繊細な仕上がり具合、ボディとネックの完璧なジョイント・組み込みなど細かい部分までクラフトマンの手作業で行っているので、作りがしっかりとしており、高いクオリティを誇っているのが特徴です。
ギター初心者でも手軽に買えるシリーズも販売されており、低価格ながらも日本らしい細かな製作が行われており、ギター初心者のギターとしてかなり高い人気を誇っています。
ギター初心者で壊れにくい低価格なギターが欲しいという人におすすめです。
バッカスのエレキギターラインナップ
バッカスの中には4つのシリーズがあります。
この4つのシリーズの違いは、
- ギター本体の値段
- ギターに使われている材料の品質
- 作りの丁寧さ
- 生産国の違い
などによって分類されます。一番上位のシリーズから見てみると
- ハンドメイド シリーズ:10万円台後半
- クラフト シリーズ:10万円前後
- グローバル シリーズ:5~10万円
- ユニバース シリーズ:1~2万円台
という順番になります。
初心者の方が買われるがユニバースシリーズだと思うので、ここでは主にユニバースシリーズについて説明します。
バッカスユニバースシリーズの詳細
ユニバースシリーズは、バッカスが長年培ってきたギター製作理念を幅広い層のプレイヤーに音楽をともにして頂けるように、よりコストパフォーマンスに重点を置いた海外生産ラインナップです。
予算があまりない人でも気軽に購入できる値段にするために、中国で生産されています。
日本で生産すると、どうしてもコストがかかってしまいギターの値段が高くなってしまうんです。
基本的に価格の安いギターは、コストを安くするため中国などのアジアの国で作られます。
そして、コストを下げるためにどうしても作りの甘い部分ができてしまうのです。
しかし、バッカスは中国で生産されていますが、長年国内で技術を磨いたクラフトマンを現地に派遣し、新製品の開発から品質管理、人材育成までを行うことにより高い品質を保っています。
これが、バッカスのギターが低い価格帯でも品質の良い理由です。